笑いとユーモアの秘訣!職場でコミュ力を上げるとびきり簡単な方法!
「笑い」は毎日の生活を豊かにしたり、幸せをプラスしたりしてくれるものです。仕事や学校のストレスを感じていたり、予定していたことが順調に行かなかったり、ということは人生の中で避けて通れません。
そんな時に、ユーモアのセンスがある人とおしゃべりをしたり、笑いを誘う番組をテレビやネットの動画サービスで視聴したりすると考え方がポジティブになると感じる人は少なくないでしょう。
ユーモアはメリットだらけ
友だちや職場の同僚たちにとって一緒にいて楽しい人になることはたくさんのメリットがあります。気軽に近づきやすい存在になるのでコミュニケーションの場が広がります。
コネクションが増えることでビジネスチャンスに繋がることもあるでしょう。特に、営業職に就いている人は自社の製品やサービスを顧客にアピールしたり新規顧客を開拓したりしていくにあたり、笑いのセンスは重要なポイントです。社内プレゼンや出世や人事異動などでも有効です。
このセンスは、そのメカニズムを理解して努力することで身につきます。決して生まれつきのセンスだけではありませんので安心してください。
笑いのメカニズムや基本テクニックを習得して日常会話に取り入れる、あるいは仕事に取り入れるといったことを実践すれば、周囲をサポートするムードメーカーになることができるでしょう。
また、笑いによって相手との信頼関係や一体感作る能力は不滅と言っても過言ではありません。
日常会話で笑いの練習とネタ集め
笑うことは免疫力のアップや自律神経のバランスを整えてくれることに加えて、脳の働きを活性化してくれるということがわかっています。それで、お笑いを日常会話に取り入れることは、毎日の生活をより充実させるのに一役買ってくれるのです。
そこで、常日頃から話のネタになりそうなものはないかと考える思考パターンを持つことがポイントです。また、日常会話において言葉のボキャブラリーを増やすことも大切です。そのためには、世の中の出来事や流行に敏感であることが必要です。
プロの芸人さんたちは、最新の流行やファッション、世の中を賑わしている人物や出来事を取り入れたネタで笑いを起こしています。それで、日ごろからニュースの情報などに精通することを意識するなら、お笑いを日常会話に取り入れるヒントが得られるでしょう。
上手くいった話題を覚えておいたり鉄板ネタを作っておくと何かと応用が利くでしょう。
笑いを仕事に取り入れるときの注意点
笑いを職場や仕事に取り入れると、場の雰囲気が和んでさらなる作業のモチベーションアップに繋がったり、商談がうまく進んだりと良い効果を発揮することがあるでしょう。とぼけた受け答えやダジャレ、プライベートでの自虐ネタなどは、職場でも使える定番テクニックでしょう。
とはいえ、使い方を間違えると気まずい雰囲気になり、今後の業務に支障をきたすことにもなりかねません。それで、面白いことを言うタイミングがきたと思っても、瞬時に場の雰囲気を見定め、笑いを取り入れてよいタイミングなのか、そうでないかを判断しましょう。
この感覚は、場数をこなすことによって研ぎ澄まされている感覚でしょう。それで、はじめは身近な気の知れたメンバーで仕事をしているところから始めていくと良いでしょう。
仕事上では大爆笑は必要ないでしょう。あくまでもコミュニケーションを円滑に図るためのツールであることを忘れてないけません。
また、商談相手に仕事の失敗談などで笑いをとるのはおススメしません。相手に仕事のパートナーとして不信感を与えてしまう可能性があります。さらに他の人を悪く言ったり落としたりするような笑いも避けた方が無難でしょう。
今すぐ実践できる5つの基本テクニック
人を笑わせるのに人並外れた高度な技術は必要ありません。もちろん、劇場やテレビ番組で笑いを提供することを業としているプロの芸人さんたちは、日々テクニックを磨くために切磋琢磨しています。
とはいえ、仕事上のツールとして周りの人たちに笑いを提供するためなら、次の5つの基本テクニックを実践するだけで十分効果を発揮できるでしょう。
緊張と緩和
笑いに関する理論の一つに「緊張の緩和」があります。これは二つの対照的な精神状態を表現したもので、糸がピンと張ったような緊張状態から、プツンと糸が切れて緊張から解放される時の緩和が笑いになるという理論です。
多くのテレビ番組はこの仕組みを取り入れて制作されています。真面目な表情で、真面目な話を語っていく中で緊張状態が作り上げられ、その状況に突然ボケが入ることで、緊張の緩和が起こり思わず笑ってしまうというわけです。
芸人さんたちが集って面白トークを繰り広げる番組を見ると、この点に気付くでしょう。芸人さんたちの表情や口調に注目すると、語り始めから笑いが発生するまでは、終始真面目な表情と真剣な口調で語ることによって緊張状態を作り出しています。そして、突然緊張状態を緩和するような一言やアクションを起こすことで、笑いが起こるのです。
天丼
笑いの基本テクニックの一つとして「天丼」があります。これは同じネタとセリフを繰り返し使うことを指します。面白い話は何度聞いても面白いという要因と、共通理解があることで笑いが生じるという原理を利用するテクニックです。とはいえ、ウケた話を繰り返していればよいわけではありません。ウケなくなってきたら内容を見直して新たな天丼を作る必要があります。
かぶせ
別のテクニックとして「かぶせ」があります。これは、相手が何かボケてきたときに、別のボケを「かぶせ」ることで、さらなる笑いを場に起こすテクニックです。これによって、相手を笑いの提供者として目立たせることに加えて自分もその一端にあずかることができるのです。
推測を裏切る
これは、相手がイメージしている事、一般的な事象や考えなどをことごとく裏切る様な発言や行動で笑いをとる方法です。また、おかしな話にわざと乗っかったり、スルーしたりするのも良いでしょう。ボケたりや例えたりする時にも使えるテクニックです。
テレビやネットで見た面白かったフレーズやオチなどを覚えておくと良いでしょう。
大げさな表現と細かい説明
大げさに表情を作ったりボディーランゲージを取ったり、細部まで言葉で表現をすることで、相手が笑いやすくなります。少しやり過ぎ位でも良いかもしれませんが、TPOはわきまえましょう。
テレビやネットで見た面白かった対応や動き、うんちくなどを覚えておくと良いでしょう。
まとめ
- ユーモアはメリットがいっぱいある
- 日常会話で練習とネタ集めをする
- 仕事での注意点を確認する
- 5つの基本テクニックを知る
プライベートでも仕事でも、笑いで他人との距離感を縮める事は可能でしょう。
ただし、相手の笑いのツボや怒りの地雷が何処にあるのかは、初めは解らないものです。ユーモアなのかそうではないのか解らない曖昧なケースもあるでしょう。また、相手を愛想笑いで疲れさせないように気配りする事も、相手のユーモアにニコッと笑顔を作ってあげる事も必要かもしれません。
笑いはを上手く取り入れてコミュニケーションを円滑に図り人間関係の幅を広げたいものです。
今回は「笑いとユーモア」についてのお話しでした。