なぜか許される人が実践してる不変の習慣を種明かし!

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今回は「なぜか許される人」についてのお話しです。
人間関係に悩む人にとって、社会心理学の基礎を学ことは問題解決において非常に有効な手段の一つです。失言や失敗があっても、トータルの印象が好印象であれば、人は嫌われにくいのです。なぜか許されてしまうのです。

どのような状況で人は他人を印象付けるのか、それを把握し、人間関係に活かして下さい。基礎知識を身につけて実践するだけで大きな違いを体感する事が出来るでしょう。

ポジティブなハロー効果とネガティブなハロー効果

何かを評価する際、一つの大きな特徴に引っ張られ、他の特徴などへの評価が歪んでしまう現象を、心理学的には「ハロー効果」と呼んでいます。極端に言えば、外見が整っている人物に対し、性格への評価が引っ張られてしまう現象のことです。

この際「外見が整っている=性格もいい」とポジティブな評価に引っ張られ、別の評価もポジティブに向くのがポジティブハロー効果、逆に「外見が整っていない=性格も悪いのでは」とネガティブな評価に別の評価がネガティブな方向に引っ張られてしまうのがネガティブハロー効果(ホーン効果)と呼ばれています。

ここでたとえた外見と性格は、育ちに影響する可能性が含まれることから相関が全くないとは言えませんが、基本的には別軸で評価することが望まれています。

しかし、それがなかなか叶わないのが人間の心理なのです。逆手に取り、自分の印象を全体的に良くするために1つ良いところを積極的にアピールし、その他の特徴もポジティブな方向に向けるポジティブハロー効果を活用するのが、良い人間関係の構築において効果的であると言えるでしょう。

逆に、悪い面ばかりをアピールしてしまえば、本来は評価されるべきところが前向きに評価されず、相乗的に自身への印象が悪くなってしまうことに注意してください。

初頭効果と親近効果は使い分けが重要

初頭効果と親近効果は、心理学においてセットで語られることが非常に多い単語です。というのも、この2つの効果は対極的な意味をなしていて、最初の情報が重要だとされるのが初頭効果、最後の情報が重要とされるのが親近効果だからです。

相反するこの効果は、「どちらが正しくてどちらかが間違っている」ということではありません。シチュエーションによって、人は最初に受けた情報を重要視するか、最後に受けた情報を重要視するかが分かれるということなのです。

例えば就職の面接の場合、最初の挨拶でハキハキと明るく喋れば、途中で多少声が小さくなったりどもったりしてしまっても、面接官にとって「ハキハキと喋る明るい人」という印象が継続される傾向にあります。これが初頭効果です。

そして、この採用面接が複数件行われた場合、最後の1人が面接官にとって一番印象強く残り、採用される傾向にあるというのが親近効果なのです。相手に好印象を植え付けたいなら第一印象を重要視し、相手に選択を迫る場合であれば選んでほしいものを最後の選択肢にするというのが、初頭効果と親近効果の効果的な使い分けと言えます。

ピグマリオン効果とゴーレム効果

ピグマリオン効果というのは、主に教育がなされる現場で見出される心理現象のことで、相手の能力に関わらず、相手の能力に期待している態度を示し続けると、相手は自身の能力以上の好成績を残しやすいという心理現象です。

逆に、相手に無関心やネガティブな態度を取り続けると、相手は自身の能力以下の結果を出してしまうことも実験で分かっており、これを心理学的にはゴーレム効果、負のピグマリオン効果と呼びます。

自身にとって、誰かの態度が好成績を生む結果になれば、その人への印象はどうなるでしょうか。もちろん、かなり好意的なものになるでしょう。逆もまたしかりで、誰かのネガティブな言動が自身の成績に影響していると分かれば、評価は地に落ちると言っても過言ではありません。

自身が誰かに対して好印象を抱かせたいのであれば、このピグマリオン効果を見込んで「期待している」「あなたならできると思ってる」とはっきり態度に出すようにしましょう。それで相手が実際に結果を出せたのなら、ピグマリオン効果とゴーレム効果について、さりげないタイミングで知ってもらうのもありかもしれません。

類似性効果

類似性効果とは、自分を似ている部分を持っている人、共通点がある人に親近感を抱きやすいと言う心理作用です。この事を類似性の法則と呼びます。「類は友を呼ぶ」「似た者同士」と言うやつです。

例えば、趣味、仕事、出身地、境遇、肩書、言動、価値観などが同じ属性であると親近感を抱き、自分が受け入れられたと言う感覚が生じます。この効果を会話などに取り入れることにより円滑なコミュニケーションをはかる事が可能になります。

相手の属性を知ろうとすると共に、自分の属性も開示していく事が重要です。

相手との共通点を積極的に探しながら、一方通行にならない様にお互いの距離感を確かめ合いつつコミュニケーションをとって行くと良いでしょう。

認証バイアスを効果的に活用しよう

ハロー効果や初頭効果、ピグマリオン効果などを認証バイアス(認知バイアス)と呼びます。認証バイアスとは、認知のゆがみとか思い込みの事です。この認証バイアスは、良好な人間関係を築くために活用する事が出来ます。

相手に明るく好意的な人間であると思わせるには何より第一印象を重要視する、自分の良い面を積極的にアピールし、他の面への評価もポジティブな方向に引っ張るなど、意識的に作用できるよう日頃から意識するといいかもしれません。

これから後輩や部下ができるという人は特にピグマリオン効果も意識し、慕われる上司や先輩を目指すようにしましょう。他人から好意的な評価を増やすことは、自身の環境を良くすることでもあります。ぜひ積極的にこれら認証バイアスについて学んで実践してみてください。

上記例の認証バイアスを効果的に活用するだけで、あなたの周囲の人から受ける印象は格段にアップすること間違いないでしょう。

まとめ

  • ハロー効果は2種類ある
  • 使い分けたい初頭効果と親近効果
  • ピグマリオン効果は積極的に使う
  • 類似性を沢山見つける練習をする
  • 基礎知識を押さえてとにかく実践する

職場や学校、趣味の集まり地域のコミュニティー等の集団生活において、なぜかミスをしても許されてしまう人を見たことがあると思います。その人は知ってか知らずか、上記の様な心理的効果のいくつかを実践していたと思われます。日頃の行いの差とも言えるかもしれません。

この記事を読んだ皆様にも周囲の人から好印象を抱かれる「なぜか許される人」に是非なって欲しいと思います。人間関係のストレスは驚くほど減るでしょう。

しかし「なぜか許される人」になるとは言っても、取り返しのつかない大きなミスはしない様にくれぐれも気をつけて下さい。

 

今回は「なぜか許される人」についてのお話しでした。