印象を自分でプロデュース!誰にも負けない人間関係を満喫したい人へ

2021年11月7日

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今回は「印象」についてのお話しです。

日頃、自分がどう見られているかを気にしていますか?あの人はああだ、この人はこうだと自分目線で他人をみる事には慣れていると思います。しかし、ビジネスシーンをはじめ他人からの印象で今後の付き合い方が大きく変わってしまう事もあるようです。

今回は、そんな他人から見た印象について解説していきます。

事前対策

相手に対して自分の印象がどう思われるかは初対面で決まってしまうと言われています。ビジネスシーンを例にすると最初のあいさつから名刺交換をした自己紹介をするまでの1分間で印象が決まってしまいます。だからと言って、いきなり自分を売り込むために猛烈にアピールをすると相手は引いてしまう可能性が高くなります。

初対面では特に、自分の思いや性格を相手に合わしてもらおうとするのではなく、相手に合わせることが求められます。初めて会う人がどのような人なのかを見極めて話を合わせることで印象も変わってきます。そこから自分の印象を良く見せるために第一印象、第二印象、第三印象と順番にアピールすることが求められます。

第一印象とは

人は見た目が9割と言われているのを聞いたことがある人も多いのではないでしょうか。人間関係を構築するうえで第一印象が最も重要で最初目に入ってくる印象を初頭効果と言われています。

出会った最初の印象はなかなか消えることはなく、それを払拭するのは難しいので、最も重要な第一印象の見た目の情報を可能な限り良くすることも求められます。

第一印象とは視覚情報を相手に伝えることになるので、見た目を良くするために身だしなみに気を遣って、清潔感を大切にし、笑顔で初対面の相手に会うことで、ルックスや容姿以外の部分で良い印象を与えることができます。

また、相手と会うシチュエーションがどのような状況なのかによって、自分がしておくべき対策が異なります。ビジネスシーンなのか友達と会うのか、恋人候補に会うのかなどそれぞれのシーンに応じて、相手に対して良い印象を与えることができるようになると良いでしょう。

第一印象では見た目や表情やしぐさが最も重要視されます。これが視覚情報です。また声の印象も第一印象に含まれます。声の大きさや声の特徴などです。第一印象は、その人の見た目と声の印象、つまり感覚的な印象でほぼ全てが決まってしまうと言っても過言ではありません。

最初の挨拶がとても大事と言う事が理解して頂けたのではないでしょうか。

第二印象とは

何度か会っていくうちに気付くことはたくさんあります。第一印象で重要なのが視覚情報なら、第二印象とは同じ時間を少し経過してからの印象となります。つまり、コミュニケーションをとった後の印象と言う事になります。

ここからは会話中の話し方や会話のテンポなどで相手に不快な思いを与えないように注意する必要があります。会話の内容なども重要な要素となります。

例えば第一印象でいう声の印象が挨拶から受ける印象だとすると、第二印象で言う声の印象は、あいさつの後の雑談や会話中、会話後に受ける印象と言うイメージです。

見た目の印象が良くて第一印象をクリアしたとしても、話してみると思っていた人とは違うと感じるケースは意外と多い様です。せっかく第一印象が良かったのに話してみてネガティブな別の印象を抱かれてしまった何て事にならない様に気を付けたいところです  。

その逆もあって、第一印象が悪くても第二印象で挽回することもあります。第一印象がパッとしない感じでも、話してみると理論派で判断能力に優れていて即戦力として仕事ができるといった印象を与える例もあります。第一印象が悪くても営業成績がトップクラスに良くて仕事ができると認められる人もいます。

イケメンや美人ばかりが営業成績が良いというわけではありません。男女の関係でも会うたびにどんどん印象が良くなっていく何て事もあります。つまり第一印象と第二印象で抱くその人に対するイメージは全く別物と考えておくと良いでしょう。

第三印象とは

第三印象は長い付き合いの友人や同僚などが持つ印象です。レッテルに近いかもしれません。その人の中である程度完結した固定化された印象です。

第三印象まで来ると、他人に誤解されている時に、自分がアピールしなくても第一印象や第二印象のことを理解してくれている友人や上司が自分のことを「あのひとはこういう人だ」と伝えてくれる事もあります。

それは良くも悪くも他人に伝わっていくので、見た目や性格が悪いとネガティブな印象で話が大きくなる危険性もあります。逆にそれぞれの印象が良ければ自分のイメージを良く見てもらえるきっかけになります。

先ほど第一印象は「最も重要」と言いましたが、第三印象は「最強」とも言われています。また、第三印象を良くするには日頃の行いが何より重要となります。

自己イメージと違う

他人が他人に自分の印象を伝えていく場合には、自己イメージとはかけ離れた印象が伝わることもあります。「そんな風に思われていたんだ」という経験をした人は多いのではないでしょうか。良く思われていたならともかく、悪く思われていた場合にはショックを受ける事もあります。

人は特に強く印象に残ったこと他人に伝えていく傾向にある様です。人の印象でもギャップが大きく感じられたことは広まっていきやすいと言えるでしょう。

初めはこういう人だと思っていたけど、「実はこうだった」「それどころじゃなかった」と言うような人の評価をよく聞くと言う人もいるのではないでしょうか。これは第一印象から第二印象に移った時でも、第一印象第二印象を経て第三印象に移った時でも起きる現象です。

第一印象、第二印象、第三印象と進むにつれ、一度ついた印象を変えるのには時間を要するとも言われています。

リカバリーのフォローメールを送る

初めて会ったとき思い通りに自分の気持ちを相手に伝えることができなかったり、良い印象を持ってもらえなかったと感じた時にはリカバリー法としてフォローメールを送るのが効果的です。メールでは自分の印象を良くみせようとせずに、会っていただいたことに感謝をしている旨を伝えてください。

リカバリーするためのフォローメールなので、自分ばかり目立とうとすると逆効果になります。会った後のメールで無理やり好感度を上げる必要はありません。丁寧にお礼を言うだけでも十分リカバリーすることができます。

その後に次に会う内容のメールを送っても遅くはありません。リカバリー法として大切なフォローメールは、自分の見た目の印象を良くしようと思わずに、感謝の気持ちを伝えることが望まれます。

だからこそリカバリー時は感謝の気持ちと自分の真剣さをバランスよく伝えることが望まれます。それが次のチャンスにも繋がっていきます。可能な限りスピード感をもってフォローメールを送るようにしてください。そうすることで思いが相手にも伝わりやすくなります。

好印象は取り返せますので、日々の努力を積み重ねていきましょう。

まとめ

  1. 事前対策をとる
  2. 第一印象を知る
  3. 第二印象を知る
  4. 第三印象を知る
  5. 自己イメージと違う場合もある
  6. リカバリー法を知る

長い付き合いでは第三印象で挽回するチャンスは多いかもしれませんが、長い付き合いに発展するのかは解らない場合も多々あります。第一印象や第二印象で上手く好印象を持ってもらえなかった時の為に事前対策と対処法も把握しておくと大きな助けとなるでしょう。

最強の第三印象を良くするためにも、日々の行いを正し、最も重要な第一印象と第二印象を出来るだけ良くする努力は惜しまないに越したことはなさそうです。

今回は「印象」についてのお話しでした。

 

 

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