猫カフェ初心者が猫にモテるまでの一連の流れを解説します!
動物との触れ合いには癒やし効果があるといわれますが、猫カフェで猫と接するのは何とも心が和むものです。猫カフェを思いっきり楽しむために、猫カフェの起源やお店の種類、猫にモテる方法、マナーと注意点などについて解説します。
猫カフェの起源
猫カフェの発祥地は、台湾だいわれています。1998年に猫がいる喫茶店が開店し、そこを訪れた日本人観光客が、日本で猫カフェをオープンしたのです。そこから猫カフェブームに火がつきました。
日本で猫カフェが広まったのは2000年以降のことで、今では国内の主要都市には猫カフェがあるといわれるほど、一般に認知されるようになりましたが、実はまだその歴史は浅いのです。
代表的なお店の3タイプ
猫カフェはお店によって、それぞれ特徴がありますが、大きく分けると次の3種類があります。
スタンダードタイプ
1つ目は、一般的な猫カフェです。猫がいる喫茶店で、お店にいる複数の猫を眺めながらお茶を飲んだり、猫用のおもちゃで遊んだり、撫でたりなど、直接触れ合うことができます。
ペットショップタイプ
2つ目は、一般的な猫カフェの機能に加えて、カフェで出会った猫ちゃんを購入できるペットショップ形式の猫カフェです。一部の猫が対象となっている場合もあるので確認が必要です。
里親を探すタイプ
3つ目は、一般的な猫カフェの機能を備えていますが、そこで暮らしているのは、捨て猫や野良猫といった保護猫です。これらの猫の里親を探す活動をしている、保護猫カフェです。こちらも、一部の猫が対象となっている場合もあるので確認が必要です。
猫カフェの料金システム
猫カフェのシステムはお店によって異なりますが、一般的なシステムは次のようになっています。
ほとんどの猫カフェが、滞在時間別に料金が決まっています。30分○○円、1時間○○○円、平日○○○円、土・日○○○円など、時間や曜日によって料金が決まっていることが多く、この料金の他にドリンク代が必要なお店もあります。
飲食のメニューや料金システムもお店によって異なり、ドリンクバー形式でおかわり自由なお店もあれば、1ドリンクにつき○○○円と料金メニューが用意されているお店もあります。入店前に確認しておきましょう。
猫カフェでは何をするの?
まず、店内で受付を済ませ、飲み物などを注文したら、時間内は自由にくつろいだり猫たちと触れ合ったりできます。
ドリンクを飲みながら、猫の姿を眺めるだけでも楽しいものです。猫はマイペースで自由です。お気に入りの場所で寝転んだり、他の猫とじゃれたりする姿を眺めていると、心が穏やかになることでしょう。
もっと触れ合いたい方は、猫じゃらしなどでいっしょに遊ぶこともできます。また、お店によっては猫用のおやつを販売していますから、おやつをあげて仲良くなることもできます。
このほか、写真撮影が可能なお店なら、お気に入りの猫の写真を撮影するなど、猫と同じ空間でさまざまな楽しみ方が用意されています。
猫カフェでのマナーと注意点
猫はデリケートですから、何をするのにも猫に嫌われるような行動をしないことが、基本的なマナーとなります。
猫目線が大事
無理やり触ろうとしたり、猫を追いかけ回したりしないことです。寝ている猫や食事中の猫を抱っこしようとしてもいけません。写真撮影をする際は、猫の目を守るためにフラッシュを使わないことも重要なマナーです。
猫カフェに行く時は香水をつけるのは止めましょう。猫は香りに敏感ですしアレルギーを起こしてしまう危険な行為となる可能性があります。
お店の事情に合わせる
また、ほとんどのお店では猫用のおもちゃや食べ物の持ち込みは禁止です。猫と遊ぶときは、お店が用意しているおもちゃで遊んでください。また、猫の抱っこを禁止しているお店もありますから、事前に確認しておくことが大切です。
ほとんどのお店が、感染予防対策として靴下の着用と手洗い・消毒を行ってから入店になります。人間も猫も気持ちよく過ごすために、お店に求められたらキッチリと対応しましょう。
お店オリジナルのルールを設けている場合もありますので、事前に確認しておくと良いでしょう。
基本的に自己責任
猫に噛まれたり、服装を汚したりされても、基本的には自己責任となります。猫に噛まれるなど怪我をしたときは、応急処置はしてくれますが、それ以上の責任を負わない方針のお店が大半です。
噛まれたり引っかかれたりしないよう、くれぐれも猫の嫌がることをしないことが最大のマナーといえるでしょう。
猫の毛がついたり汚れたりしてもかまわない服装で出かけるのもマナーです。レースの生地や手編みのセーターなど、爪が引っかかりやすい服装も控えましょう。
猫にモテる方法
猫カフェは猫と触れ合えるカフェですが、猫は生き物です。猫に危険が及ぶことや嫌がることはやめましょう。猫が嫌がるのは、大きな声を出す人や動作が激しい人です。たとえば、両手を広げながら大きな声で「○○ちゃーん!!(猫の名前)」などと呼びかけながら走り寄っていくなどの行為は猫を驚かせ、怯えさせます。また、目をじっと見る行為も威嚇していると思われ猫を怯えさせてしまいます。
猫カフェではなるべく静かに、動作も猫のように優雅にゆっくりと行ってください。お友達などとの会話でも、大きな声を出すのは禁物です。
また、猫に触るときも、様子を見ながら慎重に行いましょう。せっかく猫カフェに来たのだから、猫を撫でたり触れたりしたいと思う気持ちはわかります。でも、無理強いは禁物です。
猫に触ろうとして追いかけると、猫は逃げてしまいます。かつての肉食系のようにガツガツとアピールしてはダメです。猫のペースに合わせて、猫の方からやって来るのを静かに待ちましょう。それが猫に好かれる一番の方法です。
まとめ
- 猫カフェの起源を知る
- 猫カフェの3タイプを知る
- 料金システムを確認する
- 猫カフェで自分がしたい事を確認
- マナーと注意点を確認
- 猫にモテる方法を知る
マナーを守って猫にモテモテになれば、猫カフェがもっと楽しくなることでしょう。猫とのくつろぎの時間を、猫カフェで思う存分楽しんでください。
今回は「猫カフェ」についてのお話しでした。