仕掛け人も認める!ブームには周期があるって本当です!

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今回は「ブームの周期」に関するお話しです。

年齢を重ねてくると「このブームは何回目だな」とか「また投資ブームが来そうだな」とか「昔聞いたような音楽が最近流行ってるな」と思う事はあるでしょう。この周期に法則性はあるのでしょうか?そんな疑問を持っている人も多いと思います。今回は、その謎を解明していきます。

ブームは積み重ねた進化の証

「流行は繰り返される」というワードを耳にした人は多いでしょう。

事実、洋服や音楽など生活に欠かせないアイテムは一定周期で繰り返され、その時の年齢層によって「懐かしい」と感じる人や「新しい」と感じる人など様々です。

ただ、そのままの形で繰り返されるのでは無く、その時代に合わせたアレンジが加わることで、新しいアイテムとして進化していきます。私達人間は、この流行を繰り返すことで身の回りのアイテムを、より便利に生まれ変わらせていくのです。

また、ファッションは時代の映す鏡とも言います。

その時の景気によっても流行は左右され、景気の良い時代には、景気が良かった当時のファッションが再燃するなどです。逆に景気が低迷している時代には、ファッションも時代に合わせた動きを見せます。当時のファッションから時代を読み解くことで、新たなブームのきっかけが生まれているのかもしれません。

ファッションのブームの周期

一概に周期が固定されているとは言えませんが、過去にはどの様な周期があったのか見ていきましょう。

ファッションや音楽の流行は「20年周期」説

ファッションや音楽の流行は「20年周期」で繰り返されると言われています。今、あなたが流行最先端の洋服やヘアースタイルをされていたとしたら、それは20年前に流行していたモノかもしれないのです。

そして流行は繰り返し、20年先の未来には、生まれ変わった状態で再ブームが到来しているかもしれません。何故20年周期なのかという問いには諸説ありますが、明確な根拠を持った回答や、誰が言い出したのか?というのは分かっていません。

また必ず20年を周期しているとも限りません。地球上で起こる全ての事柄は20年で周期しておらず、ファッションや音楽の流行も20周以内で変わるこということもあるでしょう。しかし、時代により流行が新しく生まれ変わりつつ繰り返されていることは事実です。

親から貰った洋服やしばらく使っていなかったアイテムが「おしゃれだね」と言われたりする事がある理由にはこう言う訳があるのです。

30代が流行を生み出す説

ファッションや音楽の流行の周期が何故20年なのか?その理由のひとつとして挙げられるのが、流行を作っているのが30代だからという説です。流行のファッションや音楽に敏感になりだすのは10代〜20代の若者世代が多く、いち早く取り入れようとメディアやSNSなどからの情報収集に余念がありません。

ここで、情報を収集する立場の人がいれば、情報を発信する立場の人がいるはずです。この情報を発信する側が30代と言われています。30代の人達が、10代の頃に流行って取り入れていたアイテムを、今の時代に合わせてアレンジし生まれ変わらせているからです。

つまり、30代が流行に敏感な10代に向けて情報を発信する仕組みが出来上がっている為、この20年周期の歴史が繰り返されるというのです。

10代~20代前半の若者が、まだ知らない情報や体験していないモノの方に新鮮味や興味を抱いてくれやすいという側面を参考にする場合もあるようです。

最新アイテムは過去のブームを参考にしている説

勿論、時代によって流行るアイテムは異なります。当時流行っていたアイテムが現在でも必ず流行るとは限りませんが、過去にブームとなったアイテムが再燃するということは良くあります。

最新のブームに遅れない為に、日々最先端の情報が必要なアパレル業界などでは、この20年周期を参考に過去流行った情報を当時の雑誌やカタログなど取り出して確認するとも言われています。

過去に流行ったデザインからインスピレーションを受け、現在に合わせた新しいアイテムを生み出してきたことで、流行が繰り返されているとも言えるでしょう。この過去の情報を参考にすることはアパレル業界やデザインに限ったことではありません。

〇〇年代ブームやレトロブームは永遠に続いていくかもしれないと言う訳です。

古着や古本、オークションは宝庫

古着や古本、オークション等は過去の流行の宝庫と言えるでしょう。一般の消費者が売りに出しているものを見ると流行のサイクルが見えてくる場合もあると言います。

流行の周期は絶対に〇年でサイクルするとは言えないので、これから事業を始めようとする個人事業主やマーケターなどは、消費者が「今何を求めているか」だけではなく「今何を手放そうとしているか」も参考資料として研究してある程度の流行の周期をはじき出す場合もある様です。

流行はスイーツやラーメンも

この「流行は繰り返される」というワードは、衣食住の「衣」だけでは無く、「食」にも当てはまります。ただ、ファッション業界における20年周期とは異なる様です。

スイーツも繰り返される説

過去に大流行したスイーツが現代で再燃するなど、飲食の業界でもその時代によって流行が繰り返されてきました。歯ごたえや食べ方、見栄え等がアレンジされたりしていますが、中高年にもなると、この食材が流行ったのは何回目とはっきり覚えている人もいるでしょう。

昔を懐かしんで流行のスイーツを手に取る人もいるかもしれません。きっと今の若い人たちも数十年後には今の中高年の人と同じような体験をする事でしょう。

ラーメンは2年周期説

例えば、食事メニューの定番として親しまれるラーメン。実は1994年にラーメンブームが生まれ、塩やトンコツ、白湯や坦々麺、さらには家系など様々な味が生まれてきました。地域や味の好みによってラーメンの人気は異なりますが、2年周期で「濃厚」と「淡麗」が到来していると言われています。

2年周期の理由としては「味に飽きが来る為」で、濃厚系のラーメンが流行る一方、あっさりした淡麗のラーメンが食べたいという声が生まれてきます。そして淡麗系の需要が高まり、流行の立場が逆転するのが2年なのです。

この様に、商材によっても人気の周期が異なるということが分かります。

繰り返される歴史から学ぶ

私達の生活において、洋服や飲食は必要不可欠です。その時代や景気の影響により流行するアイテムや食事は異なります。情報を発信する立場なら、「世間は何を必要としているのか」という消費者側にフォーカスし、必要とされているアイテムを発信していくことが求められるでしょう。

この際、アイテムの周期や過去の人気商品などを比較した上で、今の時代に寄り添った新しいアイテムに生まれ変わらせることが必要です。そのヒントとなる商品は、実は近くにあるのかもしれません。

そして、流行のターゲットになるのはいつの時代でも10代~20代と言われています。つまり若者の購買意欲や消費能力、願望に適応したモノや情報がブームの候補として選ばれるのです。

まとめ

  • ブームは進化の証
  • ファッションや音楽のブームの周期は20年
  • ファッション以外にも周期はある
  • 歴史から学ぶ

よく「流行に流されない」「ほどよく乗っかる」「最先端を追い求める」のどれが恰好良い生き方かみたいな議論がありますが、皆様はいかがでしょうか?

また、次に来そうなもの、20年後に来そうなものを探してみるのも楽しいかもしれませんね。この視点は自分の視点に客観性を持たせる練習にもなる様です。

 

今回は「ブームの周期」に関するお話しでした。