今更でも聞くが勝ち!腕時計にまつわる、ありがちな疑問を解決!

2024年5月6日

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今回は「腕時計」についてのお話しです。

ビジネスシーンであるかに関わりなく、多くの人がいつも身に着けている身近なアイテムの一つとして腕時計があります。日常のシーンに合わせた複数の時計を所有していて使い分けている人は少なくありません。お気に入りの一本を見つけるために、基本的な作りや使い方を知っておくと役立ちます。

寿命は作動方式や使い方によって変わる

正しい使い方を知って定期的にメンテナンスを行うことは時計の寿命を不用意に縮めないうえで非常に重要です。より長持ちさせるための秘訣は、時計の作動方式によってやや異なります。

時計にはクォーツを呼ばれる電池式のものと、ゼンマイを巻き上げることによって動く機械式があります。機械式には、使用していると自動で巻き上げてくれる自動巻きと、定期的にリューズを回転させて巻き上げる必要がある手動式に分類できます。加えて、最近ではソーラー式時計も増えてきていています。

クォーツ時計の寿命

クォーツ時計の寿命は、内蔵している電池と関連しています。電池の平均的な耐久年数は2、3年と言われています。電池が切れた場合、時計メーカーやショッピングモールに入っている修理店などで交換してもらえます。

とはいえ、電池交換を続ければいつまでも使えるわけではありません。一般的には、10年が耐久年数の目安となっています。内部の電子回路やオーバーホールをすることによって寿命をある程度延ばすことは可能です。ただし、保守用部品が製造中止になりパーツの入手が不可能になって修理ができなくなると役目を終わりとなるでしょう。

ゼンマイ式時計の寿命

ゼンマイを巻き上げて動作する機械式時計の耐久年数は約50年と長くなっています。ただし、内部が精密な構造であるゆえに定期的なメンテナンスが欠かせません。数年に一度は専門職の人に状態を確認してもらい、必要に応じて内部の部品交換やオーバーホールをする必要があります。

ソーラー式時計の寿命

ソーラー式時計もクォーツと同じく寿命は10年程度になります。太陽エネルギーによって半永久的に動き続けられるわけではなく、内部搭載されている電子回路が劣化してエラーを起こすことで使えなくなってしまいます。

時計は左右どちらの腕に着けるのが正解?

時計を装着する際、多くの人は特に意識することなく左腕に着けることでしょう。とはいえ、右腕に着けている人も少なくありません。実際、左右どちらの腕に着けても問題はなく、利用者が自分にとって使いやすい腕に着ければ、それが正解なのです。

ただし、大抵の腕時計は左腕に着けることを想定してデザインされています。例えば、アナログ時計の多くのモデルでは、リューズが向かって右側にあります。ですから、操作性を考えると左腕に着用することが一般的であるわけです。とはいえ、左右に関する厳格なルールはありません。あくまで使い勝手の良い腕に着用すればよいでしょう。

男女兼用で使える時計がある

時計メーカーの多くは、メンズ用とレディース用でサイズやデザイン違いをラインアップしています。とはいえ、最近では夫婦やパートナーの間で時計をシェアする人が増えています。

ただ、男性と女性では腕の太さが違うため、時計本体のサイズが大きすぎたり小さすぎたりすると見栄えが良くありません。それで、近年ボーイズサイズと呼ばれる時計本体のサイズが36mmから38mm前後のモデルが人気を集めています。

このサイズになると、男女問わず腕にマッチしやすく、どんなシーンでも使い勝手のいいサイズ感になります。ベルト部分はそれぞれのお気に入りを用意して本体をシェアするという使い方も可能です。同じアイテムを男女で共有することによってお互いの絆が強まるというメリットも期待できるでしょう。

腕時計に関するビジネスマナー

ビジネスの世界では、腕時計のチョイスで相手に与える印象が変わったり、コミュニケーションツールになったりします。また、仕事のモチベーションアップにつながるという効果も期待できるアイテムです。

腕時計はしておくのが無難

そして、時計にまつわるビジネスマナーというものも存在します。腕時計をするかしないかは、自社や先方の習慣に合わせることが出来れば特に問題はありません。しかし、ビジネスマンにとって時間管理はとても重要です。腕時計をしないこと自体がビジネスマナーに違反するとみられる場合もあるので注意が必要です。腕時計はしておくのが無難と言えるでしょう。

アナログタイプで派手でない時計

ビジネスシーンにおいて、デジタル時計を使うことは厳密に言ってNGではないものの、アナログ時計の方が良い印象を与える傾向にあります。デザインは過度な装飾が施されていないものを選ぶようにしましょう。派手な文字盤や宝石による装飾が目立つモデルを着けていると、相手の印象はあまりよくならないでしょう。TPOを意識した時計選びをして仕事にプラスとなるアイテムにすることが肝要です。

また、スーツやネクタイ、靴や鞄などと合わせるとなお印象は良いでしょう。

冠婚葬祭に関する腕時計のマナー

冠婚葬祭の様なフォーマルな場では、腕時計は外しておいた方が無難です。腕時計を外しておくことで、時間を気にしていないと言う意思表示にもなりますし、つい腕時計をみただけでも「時間を気にしているのでは?」と取られ気分を害してしまう恐れがあるからです。

もし、フォーマルな場で腕時計をするのであれば、シンプルなデザインのものや目立たない色合いのものを選ぶと良いでしょう。冠婚葬祭で腕時計をする際は、着る物や髪型などと同じ配慮が必要と言う訳です。その際も、何度も腕時計を見るのは失礼な行為となるので避けましょう。

まとめ

  • 種類別の寿命を知る
  • 左右どちらにつけても良い
  • 男女兼用時計もある
  • ビジネスマナーを知る

時間を確認するだけならスマホで十分だという人も少なくありません。とはいえ、すぐに時間や日付、曜日を確認したいときにスマホを取り出すのにはひと手間が掛かりますし、仕事中にスマホを操作することができないという仕事場も珍しくありません。今後も、腕時計は引き続き私たちの日常に欠かせないツール、およびファッションアイテムであり続けるでしょう。

今回は「腕時計」についてのお話しでした。

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