ビジネス書の失敗しない選び方!本屋でもネットでも使える方法!
今回は「ビジネス書の選び方」についてのお話しです。
誰でも一度は、仕事で行き詰まったり、悩んだりした時に解決法を本で探したことはあると思います。しかし、なかなかヒントが得られなかった人もいのではないでしょうか。
今回は誰でも出来るビジネス書を選ぶ方法について解説していきます。
準備が超重要
あなたは、ビジネス書を読む時にどんな読み方をしますか?一冊丸々初めから最後まで読みますか?それとも問題点を解決してくれそうなヒントが書かれている所を拾い読みしますか?それとも通読と拾い読みを繰り返しますか?
人によって色々な読み方があると思います。どの読みかたにせよ、共通して言えることは、知りたい事が書いてあるか、理解できるかがとても大事と言う事です。
忙しいビジネスマンが限られた時間の中で、星の数ほどあるビジネス書の中から、自分が知りたい事が書かれているビジネス書を探し出すには、問題点を解決してくれるヒントが書かれているビジネス書をピンポイントで探していく必要があります。
まず最初にしなければいけない事は、「自分は何を解決・改善したいのか?」「どんな問題が起こっているのか?」「自分の立ち位置」などを出来るだけ明確にしておく必要があると言う事です。
自分でビジネス書を選ぶ時のポイント
ここからは、実際に本の選び方について解説していきます。
本の帯説明や本の概要をチェック
本屋に行ったり、インターネットで本を購入する時に初めに目に入ってくるのが「タイトル」です。当然ですがタイトルは人を惹きつける魅力的な言葉で溢れています。本を購入してもらうには、まず手に取ってもらわなければいけないので当然とも言えます。また、タイトルだけでは何が書かれているかよくわからない本もあります。
そこでまずチェックしてほしいのが、本に巻かれている帯(細長い本に巻かれている紙)に書かれている説明やネット購入であれば本の概要説明を確認して下さい。ここで、その本の大まかな内容が確認できると思います。自分が探している内容が書かれていそうなのか、書かれていなそうなのかがチェックできます。
目次をチェック
次に目次をチェックしましょう。本の帯や概要と共に目次をチェックするクセをつけると良いでしょう。目次をチェックする際にも自分がビジネス本を探している理由と照らし合わせる事が重要です。
帯や概要の説明よりも目次の方が本全体の内容や構成が推測・把握できます。
ビジネス書選びで良くある失敗例の一つとして、今の自分とは違う立場からの視点で書かれていたと言う場合があります。
例えば、ビジネス上の人間関係の改善に関する内容であっても、社長と従業員、上司と部下、社内と取引先、男と女、年上と年下などでポイントは変わって来るでしょう。また経費削減でも経営者と現場、経理と営業などでは重要度は違ってくるかもしれません。返品率の減少に関するテーマでも立場、会社の規模、方針、商品やサービスによって解決法はまちまち何て事もあります。
本の帯や概要、目次をチェックする事によって、知っている事ばかり書かれている本や筆者の過去の経験談ばかり紹介されてい今の自分には参考にならない内容だったなんて事も回避できるのです。
難易度・読みやすさをチェック
本の帯や概要、目次をチェックして、この本は一読の価値がありそうだと思ったら、次に難易度、読み易さをチェックしましょう。
本であれば2~3ページ、ネットであれば試し読みを必ずして下さい。また、太字、色文字になっている文字はは筆者が強調して書いている箇所なので合わせて目を通して確認してみましょう。
本の内容の難易度、読み易さは本人の事前情報などによって個人差が出てきます。自分の知らない言葉や専門用語だらけでは読み進めて行く気が薄れてしまう可能性もあります。
せっかく探している内容が書かれていたとしても、正しく理解できない場合も出てきてしまいます。もしかしたら、今現在の自分のレベルより少し高い内容の本かもしれません。それでも多少時間がかかってでも言葉を調べながら読み進め行くというのであればそれはそれで良いでしょう。
また「である調」より「です・ます調」の方が頭にスーッと入っていくと言う人もいます。さらに、よく売れる本は、全体を通して誰にでも解りやすく書かれてるが、時々専門用語をアクセントで使い、読みやさと知的満足を満たすと言うパターンが多いとも言われています。
何と言っても自分の抱えている問題の解決法のヒントが書かれていて理解できるかどうかがここでは最も重要になります。
師匠に選んでもらう
何か問題を抱えていて、解決のヒントになる本を探していると言う人は、恐らく自分の中に解決法を見いだせていない状態だと思われます。そこで、自分で本を選ぶより師匠に本を教えてもらうと言う方法があります。
例えば、ある方程式がどうしても解けないと言う場合には、自分で考え抜いてもその方程式の答えは見つからないかもしれません。もし答えが見つかったとしても費やす時間や労力が大きかったりします。だったら、その方程式を解ける人に解き方を聞いてしまって早く問題を解ける様になりましょうと言う事です。
もし身近に自分が抱えている問題を既にクリアしている人(師匠)、こういう人になりたいと思っている人(師匠)がいれば、参考になるビジネス書を教えてもらうと良いでしょう。自分で探すよりこちらの方が確実かもしれません。
この場合は師匠選びがとても重要になります。自分の目利きや伝達力も試されますし、師匠からの信頼も得なければなりません。
時短するなら本の要約サービスを活用
まとめ
- ビジネス書選びに事前準備は必須
- 自分で選ぶ時のチェックポイントを押さえる
- 師匠がいれば師匠に選んでもらう
- 要約サービスを活用する
「成功者はテレビを見ない」「お金持ちはネットをみない」。これは良い情報だけを取り入れて悪い情報は遮断すると言う意味で使われるフレーズです。一度入れた情報はどんな情報でも脳に影響を与えると言う事実から来ているフレーズです。
ビジネス書を読むにも、多くの本を乱読していくよりも、厳選した本の情報を取り入れて行くと言う人も多くいるようです。皆様はどう思いますか?
今回は「ビジネス書の選び方」についてのお話しでした。