雨の日の自転車の運転!必須マナーとルールと注意点を解説!

2020年8月5日

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今回は「雨の日の自転車の運転」についてのお話しです。
自転車は非常に便利な移動手段で、「徒歩で行くには遠いけど車や電車を使うのはちょっと…」という距離も簡単に移動できます。買い物や子供の送り迎えになどにも便利です。ただ、そんな自転車のメリットが最大限に活かせるのは天気が良いとき。雨の日にはいろいろと注意すべき点が出てきます。

運転の時の傘は?

雨の日に自転車を運転する時は様々な注意点があります。一つ一つみていきましょう。

傘さし運転はNG

まず雨が降ったときの最大の注意点は「傘をさして運転するかどうか」です。当時話題になりましたが、道路交通法の改正によって、手で傘を差した状態で運転する(つまり片手運転をする)のは違反になりました。つまりルールのレベルで「やってはいけないこと」なのです。

ちょっとした距離、またはそれほど雨が降っていない時にはついつい傘をさして乗ってしまいがちですが、警察官に見つかると注意されてしまいます。

このルールが大変なのはある程度遠くまで移動したときで、サイクルで30分程度かかるところで雨が降ってきたときに傘をさすことができないと立ち往生してしまう恐れがあります。

傘を差しながらサイクルを押して家に帰る、というわけにはいきませんし、かといってずぶぬれになるのも辛い、まして自転車をどこかに置いてバスや電車で帰って後日回収、などといったことは論外でしょう。その結果、警察官に見つからないようコッソリ傘をさして運転して帰る、といったことになりかねません。

こうした制限は本人の安全だけでなく周囲への安全を確保するためのものです。片手運転のうえに傘で視界が開けない状態で運転していると車とぶつかる恐れが出てくるだけでなく、歩行者とぶつかって相手をケガさせてしまうリスクも出てきます。

傘の固定は要確認

もうひとつは、時々街中でも見られるハンドルの部分に傘を固定できるサイクルを利用しての運転です。これに関してはグレーゾーンの面があり、判断が分かれる面もあります。

両手でしっかり運転するという点では安全性を確保できるのですが、あくまで傘さし運転ということになるので、自治体によって評価が分かれる部分があるようです。気になる場合には自分が住んでいる自治体ではどうなっているのかを確認しておきましょう。

雨の日は滑りやすくブレーキも効きにくい

路面がぬれているとブレーキがかかりにくく、しかも片手しかブレーキを使わないのでとっさの時に自転車が止まらない、というケースも少なくありません。雨の日はスピードを抑えて、急ブレーキ、急な方向転換などしない様に注意しましょう。

自分の安全を守るためにも、マンホールの上でブレーキをかけたりハンドルを切るのは避けましょう。この部分は濡れてタイヤが滑りやすくなっているため、車輪全体がスライドするような形でバランスを崩してしまう恐れもあります。これで傘をさして片手運転でもしていようものならたちまち転倒してしまうでしょう。

また、上記のマンホールの上以外にも横断歩道などの白線、点字ブロック、砂利道、アスファルト以外のコンクリートで出来た路面などは晴れた日でも滑りやすく、雨で路面がぬれるとさらに滑りやすくなるので運転時には特に注意が必要です。

あらかじめ路面の形態が滑りやすいと解っている場所は避けて通るのが無難でしょう。

雨の日のアイテム

では、雨の日にはどうやって自転車を使えばよいのかというと、マナー・ルール両方の次元でもっともよいのがレインコートです。視界が狭くなってしまううえに音を聞き取りにくくなるのがネックですが、両手でハンドルを操作できるのでもっともよい方法となるでしょう。スポーツ用、外働き様のレインコートも試してみると良いでしょう。

雨が強いときには目に滴が入って見えにくくなることがあります。加えてレインコートを着用すると、フードで視界が遮られてしまうこともあります。視界を十分に確保できる環境での運転を心がけましょう。フードで覆う時には目に滴が入らないように、かといってあまり視界を遮ってしまうような形は防ぐ、ほどよい着用の工夫も必要になります。

お子さんが雨の日に運転するときには、できるだけヘルメットの着用を心掛け、そのうえで滴が目に入らない工夫も欲しいところです。ヘルメットの下に帽子をかぶっておくと安全です。

現在ではサイクル用の優れた防水性を持つ雨の日アイテムもいろいろと発売されています。自転車用の防水性の高いレインウェア・防水シューズや防水シューズカバー・ヘルメットカバー・防水グローブ・雨用バイザーなどもチェックしてみてはいかがでしょうか。

そのほかの知っておきたいマナーやルール

先述したように雨の日は路線が滑りやすい、ブレーキがかかりにくいといったリスクが生じるため、安全に運転するためにも基本的なマナーやルールをしっかりと踏まえておきたいところです。

どこを走行する?

まずどこを走行するのか?基本的には車道を走行することになりますが、左側通行を心がけ車道の中央を走るのは避けましょう。歩道を走行することも可能ですが、その際には歩行者の邪魔にならないよう「車道寄り」を走るのが原則です。歩道内では左側通行ではなく、車道に近い側を走るので注意したいところです。一部の道路では車道内で歩行者とサイクリングの境界線を儲けていることもあるので参考になるでしょう。

夜間の走行

夜間に走行するときには点灯はもちろん必須で、自動車がスピードを上げていることもあるのでいつでもブレーキをかけられるようスピードを落として運転しましょう。

また、夜間はドライバーから自転車を運転していることを確認しやすくするために白っぽい服を着る、反射グッズを身に着けるなどの対策もしておきましょう。

まとめ

  • 傘さし運転はNG
  • 傘の固定は要確認
  • 滑りやすい場所を避ける
  • 急ブレーキ・急ハンドルは避ける
  • 雨の日はアイテムを活用する
  • 走行する場所を確認する
  • 夜間の走行時の注意点も確認する

雨が降っているときには、「ちょっと移動するだけだから」とついつい片手運転など危ない運転をしてしまいがちで、ちょっとした油断が思わぬ事故の原因になりかねません。基本的なルール・マナーを踏まえつつ準備の段階から安全運転を心掛けるようにしたいものです。

今回は「雨の日の自転車の運転」についてのお話しでした。