初詣に行く人も行かない人も知ってて損はない豆知識!

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今回は「初詣」についてのお話しです。
誰もが知っている初詣ですが、どこでどうのような初詣をすることができるのかを詳しく知っている人は多くはないかもしれません。初詣の歴史や基礎知識をおさらいしていきましょう。

初詣をする理由

初詣とは、文字通り新年になって初めて神社やお寺等に参拝するという意味です。神様や仏様がいるらっしゃると言われている時に、昨年の感謝を伝えるとともに新年の幸せを願う行事です。
「一年の計は元旦にあり」の言葉のとおり、その年の健康や幸せな生活のために初詣へ出かけて、年始のお参りをしておきたいと考える人は多い様です。
家族みんなで名のある神社へ出向き、家庭円満を願掛けをする、恋人同士で将来の幸せを祈る人もいるでしょう。また受験の合格祈願や病気の回復祈願と、初詣で特別な祈りを捧げる人も少なくありません。

初詣の歴史をおさらいしよう

今でも、日本人の6割近くが初詣をするとされています。初詣が始まったのはずっと昔のことですが、今のような形で行われるようになったのは江戸の後期頃とされています。

年籠り(としごもり)・恵方詣(えほうもうで)・初縁日(はつえんにち)という形式で、日本各地で元旦からの数日間に近隣の神社やお寺へお参りするようになりました。

年籠り(としごもり)

年籠りは大晦日の夜に神社仏閣に集まって、そのまま新年を迎える儀式です。各地にバラバラになった家族が同じ神社で一緒に詣でる神聖な日とされていました。

恵方詣(えほうもうで)

また恵方詣は、大阪の恵方巻を食べる習慣から知っている人も多いでしょう。恵方とはその年の縁起の良い方角のことで、江戸後期からその縁起の良方角にある神社仏閣へお参りするようになったのです。

初縁日(はつえんにち)

そして、初縁日は今でも夏の名物として神社で行われている縁日の営業初めにあたります。この初縁日は旧正月である1月25日に行われていました。

明治にグッと増えた

明治になると、鉄道や道路の敷設が日本中で行われ、効率的に長距離移動ができるようになりました。すると年末年始の休日を利用して故郷へ帰る人がグッと増えたのです。

そこで帰郷に併せて元旦の三が日に恵方詣を行う人が急増し、さらには恵方をしきたりとしない気軽な初詣として、それぞれの好みにあった神社仏閣へお参りする形に変わっていったのです。

恵方にこだわらない初詣が広まったことで、毎年明治神宮や川崎大師、成田神社などへお参りするブームが起こりました。それにあわせて交通網が発達し、近隣には商店も栄えていったのです。

昭和以降は格差も生まれた

昭和以降は、自動車の普及で、交通安全の祈願をする人が急増しています。これによって交通安全のご利益があるとされる神社仏閣にも参拝者が増えていきます。また会社の成長を祈願する企業参拝も盛んになりました。

こうして徐々に、人気のある神社と不人気な神社とがはっきりと分かれていったのです。近年では様々な工夫を凝らす神社も数多く生まれました。また、お参りのスタイルにも変化があり、神社などへ行はかずに初詣をする方法もいろいろとあります。

神社・仏閣に行く派の主張

初詣とは、その始まりから地元の守り神とされる氏神様(神社)へ祈願をするために行われた行事です。なので、やはりご先祖様が眠る故郷の神社やお寺でお参りするべきだという考えがあります。

今では地元の神社へのこだわりは薄れていますが、それでもご利益を受けるために、キチンと正装をして神社やお寺にお参りしたいという人は多い様です。もちろん、ラフな装いでお参りする人もたくさんいますが、その心は同じだと言えるでしょう。

神社仏閣へは行かない派の悩み

最近のアンケート調査では、初詣へ行かないという人が4割ほどいるとされています。年末年始にも仕事があり、時間的な余裕がないとか、ゴチャゴチャとした人混みで何時間も待っているのがツライ、小さな子どもを連れていくことが難しいなどの理由があります。

初詣の代替案はコレ!

初詣に行かないことで、全般的な運気が下がってしまう、目標を達成できないとか、病気や事故にあってしまうなど考えてしまうかもしれません。

例え熱心な信者ではなくても、日々の生活のことを祈ったり、神頼みをすることは普通にあります。そこで、神社やお寺に初詣へ行くのは気が進まない人が、違う形で初詣をするおすすめの代替案が3つあります。

自宅の窓辺などから神仏をそっと拝む

神社やお寺に直接出向かなくても、自宅の窓辺に立って、地元の神社仏閣へ向かって拝む方法もあります。あるいは故郷のご本尊の方角へ祈りを届けるのも良いでしょう。天にいる神様やご先祖様の霊は、そういった祈りもきっと聞き届けてくれるでしょう。

おせちやお雑煮を食べる

おせち料理には、健康や幸運に結びつくご利益があるとされています。数の子を食べると子だくさんに恵まれるとか、タイの姿焼きはめでたいとか、それぞれの料理には祈りが込められているからです。また、雑煮にも幸運へつながる食材を入れて食べることもできます。

そういった食事を元旦の日にありがたく頂くことも初詣のひとつとなります。

年末にお寺などへ詣でる

初詣の雑踏が辛いという人は、年末の人が少ない日に詣でると良いかもしれません。落ち着いた境内で、静かに一年を振り返り、来年の祈願をしておくのもステキなことでしょう。

ゴロの悪いお賽銭を避ける

お賽銭には、5円が縁起が良いとされています。しかし、5円の枚数は多ければよいというのもでもないようです。

65円(5円が13枚)はろくなご縁にならない、75円(5円が15枚)はなんのご縁もない、85円(5円が17枚)はやはりご縁がない、95円(5円が19枚)はこれでもかと言うほどご縁がない、など縁起の悪い語呂合わせもチェックしておきましょう。

また5円玉以外にも、10円を遠い縁、500円玉をこれ以上の硬貨(効果)は見当たらないなども縁起の悪い語呂合わせとして有名ですので覚えておくとよいでしょう。

なおお賽銭に相場はありません。金額にかかわらず、気持ちを込めて丁寧にお賽銭を扱いましょう。

おみくじの豆知識

初詣に行った時に目にするのがおみくじです。毎年必ず引くという人もいるのではないでしょうか。

神様や仏様からのメッセージ

おみくじは神様や仏様からのメッセージを頂く占い形式の儀式とも言われています。

内容が大事

一般的に七種類分けと十二種類分けの二つに大別され、良い順番などは絶対にこの順番とは決まってはいません。確定しているのは、大吉と大凶の順番くらいでしょうか。おみくじでは大吉などの分類よりも内容が大事と言われています。

しかし、大凶を引いて「待ち人来づ」などのメッセージにショックを受ける人もいるかもしれません。ポジティブに考えれば「後は上るだけ、伸びしろばかり」とも言え悪くはないという人もいます。逆に大吉を引いてネガティブに考えるのもおおすすめできません。

また、良くないおみくじを初めから入れていない場合もあるそうです。

何度でも

基本的におみくじは、何回引いても良いそうです。また、いつ引いても良く、さらに引いたおみくじの有効期限もないそうです。つまり、良識の範囲内でおみくじを引き、有効期限は自分で決めると言う事の様です。

引いたおみくじ

引いたおみくじは、神社などに結んで神様や仏様と縁を作ったり、家の神棚に上げたり、持ち歩いたりしましょう。持ち帰った後、不要になったら神社などに納めましょう。

まとめ

  • 初詣とは何かを知る
  • 初詣の歴史を知る
  • 神仏仏閣へ行く人もいかない人もいる
  • 初詣の代替え案を知る
  • 悪い語呂合わせを知る
  • おみくじについて知る

初詣に行くと新たな気持ちになれるという人もいると思います。節目の行事として大切にしている人もいるでしょう。皆でマナーを守って気持ち良く新年をスタートさせたいものです。

今回は「初詣」についてのお話しでした。