冬季五輪を目指さないアイススケート初心者が楽しむ方法!

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今回は「アイススケート」についてのお話しです。

冬季オリンピックでは「フィギュアスケート」を欠かさず観戦するという人は多いのではないでしょうか?しかし、自分はスケート場には行ったことがないという人もいると思います。今回はアイススケート初心者が心がけたい基礎知識をご紹介します。

アイススケートの歴史

人々が道具を作り始めた頃から、氷雪上の履物としてかんじきやスノーシューなどが存在していたと言われています。3,000年前のフィンランドでは、既にスケートの痕跡なるものがあったと言われているほどです。

人々が氷雪上を歩くときに使用していた履物は徐々に形を変えていきました。板状に延ばしたものはスキーとなり、ブレード状にしたものがスケートとなりました。スケート靴の刃に相当する部分は、当初金属ではなく馬の骨や豚の骨などが使われていました。

実際に鉄製の靴がつくられるようになったのは、13世紀になってからとされています。ヨーロッパの中でも積雪量が少なく、河川や沼に氷が張る、オランダやイングランドを中心に発展していきました。

日本では明治維新後になってから、スケートが行われるようになりました。とはいえ、当時庶民の間では、靴は非常に高価なものでした。そのため、初期は下駄に金属製のブレードを取り付けた下駄スケートとして広まりました。

下駄スケートは昭和30年代まで広く普及したと言われています。中でも長野県の諏訪湖は、下駄スケートを楽しむ中心的なスポットとなり、スケート大会が行われるまでに発展しました。

まずは気軽にチャレンジ

冬場でも身体を動かしたいという時は、アイススケートに気軽にチャレンジしてみましょう。フィギュアスケートに魅了されて、スケートをはじめてみたくなったという人も少なくありません。

スポーツセンターなどでは、屋内スケートリンクを開放しているところや、初心者向けの教室を実施しているところもあります。氷上を軽やかに滑ることができれば、アイススケートの楽しさを実感できるはずです。

また、スケート場によっては、時間帯によって一般開放の時間、フィギュアの練習時間など分かれている場合がありますので事前に確認しておきましょう。

スケート場での服装の確認

実際にスケート場に出かける場合、服装の準備をする際に意識すべきことは防寒対策と安全対策です。

長袖と長ズボン

スケート初心者やまだ慣れていない人は、転倒や衝突などの危険性に特に注意する必要があります。長袖と長ズボンで身体を保護する事は重要です。

また、スケート場は氷上なので初めは寒いくらいですが、動いていると段々と身体が温まってきます。フリースなどの動きやすく、脱ぎやすいアウターがあると便利でしょう。また、丈の長いコートは転倒してしまう可能性が高いという点も覚えておきましょう。

長袖や長ズボン、アウターを選ぶ時は余り薄い生地の物を選ばず、かつ動きやすいものを選んでください。

絶対に必要な手袋と帽子

手袋と帽子は、ケガの予防においてとても大切なものです。

リンク上はさまざまな人が滑ることで、氷が削られています。見た目では分かりにくいものの、氷が尖っている部分もあり、手をつくと刺さってしまう可能性があります。

誤ってスケート靴のエッジでケガをする場合もあります。こうした事故はちょっとした対策をすることで予防できます。手を守るために手袋は必ず持参しましょう。

転倒対策として手袋と同様に帽子の着用もとても大切です。小さい子供の場合、さらに肘や膝にサポーターを付けたりヘルメットをレンタルするのも良いでしょう。

着替えの準備

長時間滑っていると汗をかいてしまいます。また、初心者の場合、何度も転んでいるうちに、服がぬれてしまうこともあります。ですから、滑り終わった後のことを考えてタオルや着替えを準備しておきましょう。特にズボンと靴下の替えは必ず持参したいところです。

スケート靴はレンタルでOK

スケート靴はほとんどの場合、スケート場でレンタルすることができます。ですから、マイブーツを持っていない場合も、安心してスケートを楽しむことが可能です。

スケート靴は、フィギュアスケート用、スピードスケート用、アイスホッケー用の3種類があります。初心者やたまに滑る人は刃先がギザギザになっているフィギュアスケート用を選びましょう。他のスケート靴より止まりやすいです。またほんの少し大きめ(0.5cm位)のサイズを選ぶと指先が窮屈にならずに良いでしょう。

小さな子供向けの二枚刃のスケート靴もありますのでチェックしてみて下さい。

上手な転び方を覚える

実際にスケートリンクに立つ前に、子供には上手な転び方を教えてあげましょう。もし転びそうになったら出来るだけ重心を低くしてしゃがむように転びます。そして、前や後ろではなく横に転ぶようにして頭を保護しましょう。スケートリンクに立ったら一度、転ぶ練習をしてみるのも良いかもしれません。

転倒の衝撃や怪我のリスクを減らすために、子供には必ず実践するように促しましょう。もちろん、アイススケート初心者の大人にも使えるテクニックです。

スケートリンクでのマナー

よくある事故を防止するためにも、スケート場には守らなければならないいくつかのルールがあります。

反時計回りで滑る

まずは「反時計回りで滑ること」です。多くのスケート場において、この反時計回りが採用されています。既に滑っている人をよく観察して、その流れに乗って滑っていきましょう。

常に自分の右側が柵、左側がリンク中央で前に進むイメージです。

出口に行きたくなったからといって、リンクを横切って滑るのはとても危険です。また、途中で立ち止まるのも、追突事故の原因になります。そうなると、大きなケガにもつながってしまうので、流れを乱すようなことはやめましょう。

横並びで滑らない

「滑るときは3人以上で横並びになって滑らない」というものです。楽しくなって友達や家族と手をつないで滑りたくなってしまうということはあり得ます。

とはいえ、そうした滑り方は周囲の人が滑りにくくなるだけでなく、ケガにもつながってしまいます。これは非常によくある事故なので十分に注意しておきましょう。

休憩はリンクの外で

スケートリンク内でフェンスもたれかかって、長時間話し込む行為は、他の人の迷惑になります。ですから、休憩する場合は、リンクの外に出るようにしましょう。

スケート靴で氷を削らない

手持無沙汰になったときに、スケート靴で氷を削るのは禁止です。氷の表面に穴を開けてしまうだけでなく、スケートリンクにそのものを傷つけてしまいます。そのような場所が原因でケガや転倒してしまう可能性もあります。

自己中な滑り方をしない

まれに、スピードを出して人と人の間をくぐり抜けるようにして滑る人がいますがとても危険な行為です。また、アイスホッケー用のスケート靴で氷しぶきを他人にかけながらザッザーと止まる行為、さらに、リンクの中で急にくるっと回転する行為もとても危険です。他の人にとってはとても迷惑な行為なので止めましょう。

スケート場の相場は?

スケート場の相場は、場所によって異なります。東京都内の場合は滑走料がだいたい大人一人1800円前後、子供一人1300円前後、滑らなくても付き添い料金が加算されることもあります。

靴のレンタル料金は滑走料とは別に500円前後かかるのが一般的です。ただし、スケート場によっては、滑走料と貸靴代がセットになっているところもあります。

スケート場によって半日プランやイベント、回数券などによって金額は変わりますのであらかじめチェックしておきましょう。

まとめ

  • アイススケートの歴史を知る
  • まずは気軽にチャレンジ
  • 服装のチェック
  • 転び方を覚える
  • マナーを確認
  • スケート場の相場を知る

スケート場にはたくさんの人がやってきます。スムーズに滑ることができる人がいる一方で、初めてスケート靴を履いたような初心者の人もいます。そのことを踏まえたうえで、マナーを守り、快適かつ安全にスケートを楽しみましょう。

今回は「アイススケート」についてのお話しでした。