美爪魔女の新常識!40代から始める早く爪を伸ばす5つの習慣!
ネイルのおしゃれを楽しんでいる女性の方の中には、爪を早く伸ばしたいと思っている方が多いと思います。伸ばしている途中で爪が欠けてしまうこともありますし、爪を噛んだりむしったりするクセがある人もいるでしょう。そんな方にも有効な爪を早く伸ばす方法を検証していきます。
爪は硬いたんぱく質の一種
爪は皮膚や髪の毛と同じケラチンと言うたんぱく質の一種から出来ています。爪は硬いのでカルシウムと思う人もいるかもしれませんが、硬いケラチンから出来ています。皮膚は柔らかいケラチン、爪と皮膚の中間の硬さのケラチンが髪の毛の毛と言う事になります。爪は皮膚が変形してできた死んだ固い細胞なのです。
また、爪の成長には基礎代謝が影響を及ぼしていて、基礎代謝をあげる事で早い成長を促せるのではないかとされています。個人差はありますが高齢者よりも若者、女性よりも男性、寒い季節よりも暖かい季節の方が早く爪が伸びるとも言われています。
爪を早く伸ばす方法
ここからは年齢や性別など関係なく、誰でも実践出来る爪を早く伸ばす方法をご紹介していきます。
伸ばしたい爪の指をよく使う
足と手を比べると、足よりも手指の爪の方が早く伸びる感じがしませんか?足と手では、爪が伸びる速さが異なります。個人差はあるものの、一般的には手指の爪は1日で約0.1ミリ、1か月では約3ミリ伸びます。
一方、足の爪は1日で約0.05ミリ、1か月では約1.5ミリ伸びるといわれています。手指の方が、足に比べて倍のスピードで爪が伸びているのです。
なぜ、このような違いがでるのでしょうか。それは手の指の方がよく使うので外的な刺激が多く、このために爪の伸びるスピードが速くなるからです。爪全体が生え変わるのに、手指は約半年、足の指の場合は約1年かかります。
ということは、指をよく使うと刺激を受けて、爪が伸びやすいと考えられます。また、よく使う指の爪ほど刺激を受けて、爪が伸びやすいとも言えます。手指の爪を早く伸ばしたい時には、手芸をする、パソコンのキーボードを使う、ピアノを弾くなど、生活習慣の中で手先を使うことを意識しましょう。
ただし、爪にダメージを与えるのは禁物です。爪でキーボードや鍵盤を叩くなど過度に刺激を与えると、爪が割れたり、爪に縦線が入るなど逆効果になります。また、爪で缶のプルタブを開けるなどの動作も、爪が欠ける原因になるので控えましょう。
食事を見直す
手指をしっかりと動かすことは大切ですが、それだけでは不十分です。爪を作る源となり、爪を丈夫にする食品を積極的に摂るなど、食習慣の見直しも重要です。
では、爪に良い食べ物とは、どのようなものなのでしょうか。まず、爪を作る源となるタンパク質は必須です。良質なタンパク質を積極的に摂りましょう。おすすめは卵、ヨーグルトや牛乳、レバー、鳥肉、豚肉です。鯵や鰯、鰹、鮭などの魚も積極的に食べましょう。
タンパク質の合成を促すとともに、新陳代謝を活発にする亜鉛も重要です。牡蠣、鰻、豚肉や牛肉、卵、鰯、煮干しなどに含まれています。
そして、細胞を活性化させて爪を育て、二枚爪の防止効果も期待できる鉄分も忘れずに摂りましょう。レバーや鰯、あさり、牛肉、小松菜、ひじき、納豆などに含まれています。
このほか、爪に潤いを与えるコラーゲンやオメガ3脂肪酸もおすすめです。コラーゲンは鳥の皮や手羽先、豚肉、フカヒレ、鰻、ゼリーなどに含まれています。オメガ3脂肪酸は青背の魚に含まれており、効率よく摂るなら鯖や鰯の水煮缶がおすすめです。
あまり難しく考えなくても、栄養が偏らないよう注意するだけでも効果的です。「いつもの献立にもう一品、鯖缶を加えてみよう」「朝ご飯に納豆を加えてみよう」など、気軽にチャレンジしてみましょう。
成長ホルモンを分泌させる
また、成長ホルモンを分泌させることも、爪の成長には欠かせません。成長ホルモンは夜の10時~午前2時ごろに多く分泌されますから、この成長ホルモンのゴールデンタイムに熟睡できるよう、生活サイクルを見直してみましょう。
湯船でリラックスする
そして、より新陳代謝を高めるために、冷え対策、ストレス対策もしっかりと行いましょう。毎日湯船につかって、リラックスしながら体全体を温めることをおすすめします。お気に入りのバスアイテムなども活用してくつろいだ時間を過ごすと良いでしょう。
また、日頃からストレスを溜め込まない様に心がけておく事も対策の一つとなります。
マッサージと保湿
せっかく伸ばしているのに、爪が欠けてしまうとがっかりです。偏った食事で爪が弱くなっていると欠けやすくなります。また、爪が乾燥していると、潤いによる保護機能が働かず、爪が欠けやすくなります。
マッサージも血行を促して新陳代謝を高めるので、爪の伸びを早めるのに効果的です。手や指のマッサージを日常生活に取り入れましょう。
ハンドクリームやキューティクルオイルで爪をマッサージしながら、保湿効果も高めましょう。特に、甘皮部分は念入りにマッサージをして、爪の生え際を乾燥させないことがポイントです。
爪知識のおまけ
子供のころ、「夜に爪を切ってはいけません」とお父さんやお母さんに言われませんでしたか?
この言い伝えにはさまざまな意味がありますが、生活の知恵から出たともいわれています。昔は、今のように部屋の隅々まで照らす電気が使われておらず、夜の明かりは暗かったのです。暗い場所で爪を切ると、誤って指まで切ってしまうかもしれません。
また、飛び散った爪が暗くてよく見えず、爪を踏んで足を怪我する危険もあります。子供が怪我をしないように、という親の愛情がこの言い伝えには込められているのです。
まとめ
- 基礎代謝が影響
- 指先をよく使う
- 食事を見直す
- 成長ホルモンを分泌させる
- 湯船でリラックス
- マッサージと保湿
生活の中での習慣づけを行えば、爪が早く伸びるのはもちろんのこと、丈夫で健康的な爪を育てることができます。健康的な爪は、それだけで手元を美しく見せてくれます。ぜひ試してみてください。
今回は「爪を早く伸ばす方法」についてのお話しでした。