スタッフ直伝!自宅で眼鏡の黄ばみをさらに落とす方法!

2020年8月5日

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今回は「自宅で出来る眼鏡の黄ばみ対策」についてのお話しです。

毎日同じメガネを使っていると、2年くらいで黄ばみが目立つようになってしまいます。いつも清潔な環境での使用や保管を心掛けていても、いつの間にかレンズや鼻あてに汚れが付着してガッカリした経験がある人もいると思います。ここでは自宅でできる汚れと黄ばみ対策を見ていきます。

眼鏡が汚れてしまう原因

ではどうして眼鏡が汚れてしまうのか?日常的に眼鏡をかけている方は一日何時間も皮膚と接触させているわけですし、外気に晒される機会も多くなるので汚れてしまうのも仕方がないともいえるのですが、よくある原因を踏まえておくことで汚れを予防することができます。

皮脂や汗や涙

まず、やはり皮膚と接触することによる皮脂や汗、涙の付着です。夏場はとくに要注意ですが、汗をかいていないように見える冬場でも知らず知らずのうちに付着するものです。

とくに皮脂は汗に比べてわかりにくいので注意したいところです。女性なら鼻は皮脂の分泌量が非常に多いことをご存知でしょう、それが鼻の部分の汚れの大きな理由にもなっているのです。

まつげ

レンズの汚れの場合、まつげとの接触が理由で起こることがよく見られます。とくに女性はつけまつげやまつげ美容液を使っていることで汚れを表面に付着させやすい環境になっているケースが考えられます。

花粉やほこり

もうひとつ、外気との接触で花粉やほこりが付着・蓄積することで汚れてしまうこともよくあります。これは眼鏡全体が汚れてしまう要因になりますし、花粉はとくに黄ばみの要因になるので注意したいところです。春や秋に花粉症対策で眼鏡が手放せないという方は、眼鏡に花粉が付着しないよう気を付ける必要もあるでしょう。

紫外線

そしてもうひとつ、これは対策を立てようもない部分なのですが、紫外線による劣化が要因で黄ばみが生じます。肌を老化させることでも知られる紫外線ですが、眼鏡の劣化の要因にもなっているわけです。

しかも目を保護するためにUVカット効果を備えた眼鏡の場合、レンズに紫外線をカットする薬剤が含まれているのですが、これが紫外線の影響で黄ばみの原因になってしまうこともあります。つまり、紫外線をしっかりカットしてくれた結果として汚れや黄ばみができてしまうわけです。

鼻あて、レンズ、フレームの黄ばみの落とし方

では、汚れや黄ばみができてしまった場合にはどうすればよいのでしょうか。汚れが原因の場合はきれいに掃除することで落とすことができます。落とし方は場所ごとに少し異なるので、それぞれの方法をうまく組み合わせて使用しましょう。

紫外線による劣化

紫外線による経年劣化の場合は、残念ながら有効な方法はありません。寿命が来たと諦めて部品を交換するか、眼鏡そのものを買い替えましょう。

レンズの汚れ黄ばみ

レンズの場合は、水で軽く表面の汚れを落としたうえで洗面器に中性洗剤を入れて洗っていきます。表面の汚れならかなり落とすことができるでしょう。逆にこの落とし方でも黄ばみが落ちない場合には、劣化が要因の可能性が高くなるので買い替える必要があるかどうかを見極めるひとつの判断材料にもなります。

また酸性やアルカリ性の洗剤、研磨剤入りの歯磨き粉で洗うと、黄ばみは落ちますがレンズの細かいキズに洗剤が入り込んでしまい、レンズの紫外線をカットする薬剤コーティングなども一緒に落ちてしまうので、UVカットの効果は落ちてしまうかもしれません。

鼻あての汚れ黄ばみ

鼻あての場合は、細かな作業が必要になるので綿棒を使いましょう。綿棒に中性洗剤を付けたうえで細かくふき取っていきます。こちらは皮脂による表面の汚れがほとんどなのでかなりきれいにすることができるはずです。

綿棒では細かい部分の汚れが落ちにくいこともあるかもしれません。そんな時には毛先が柔らかい歯ブラシを使うと効果的です。また皮脂がしつこくこびりついてしまった場合も歯ブラシだときれいに落とせることがあります。あまり強くゴシゴシこすって洗うと傷がついてしまうこともあるので要注意です。

水で洗う

なお、眼鏡を洗う時には必ず「水を使う」ようにしましょう。どうしても汚れを落とすとなるとお湯を使いたくなるものですが、お湯で洗ってしまうとレンズのコーティングが落ちてしまうことがあり劣化の要因になります。

また、同じく洗浄力を期待してアルコール成分が使われた洗剤やクリーナーを使うのも要注意です。黒ぶち眼鏡やべっこう眼鏡などで使われているセルロイド製の眼鏡の場合、アルコール成分が白化現象の要因になってしまう恐れがあります。

超音波洗浄機

便利なアイテムとして眼鏡を洗浄できる超音波洗浄機があります。眼鏡屋で置いているのを見たことがある人も多いのではないでしょうか。

原理をものすごく簡単に説明すると、超音波により水中に微細な気泡を無数に発生させ、その気泡がはじける瞬間にでる衝撃波により綿棒や歯ブラシなどでは落とせない小さな隙間の汚れを落とすというものです。この仕組みをキャピテーション効果と言います。

実はこの超音波洗浄機、性能はそれぞれですが3000円代からお手頃に購入する事が出来ます。日頃のお手入れに超音波洗浄機を取り入れても良いでしょう。洗浄する時は、周波数の設定や洗剤の有無などよく取扱説明書や使用上の注意を読んでから洗浄してください。

べっこうの眼鏡や偏光レンズは劣化を招く可能性があるので超音波洗浄機での洗浄は止めておいた方が無難です。すでにレンズにキズやヒビが入っている場合は、コーティングを剥がしてしまう原因となってしまう可能性があるのでこの場合も超音波洗浄機での洗浄は止めておいた方がよいでしょう。

シリコンフレームや鼻あての黄ばみの洗い方

最近では軽くて壊れにくいシリコン製の眼鏡が数多く販売されています。特に白いシリコン製の鼻あての黄ばみは気になる人も多いかもしれません。

このシリコンの黄ばみを落とすには「酸素系漂白剤」を使いましょう。漂白剤には塩素漂白と還元漂白剤がありもあるため、裏面に「過酸化水素」という表示が付いていれば、衣類用でも食器系でもどちらの「酸素系漂白剤」でも大丈夫です。

まず、表面の汚れを落としてから、酸素系漂白剤と水を1:1で溶いた水に黄ばんだシリコンパーツを数日間漬けておきます。黄ばみが取れたら風通しの良い所で乾燥させれば終了です。シリコンの黄ばみがとれて元通りの綺麗な状態になります。

洗った後はどうするの?

洗った場合には、最後の仕上げに曇り止めやクリーナーを使うときれいな状態を長く維持できるのでオススメです。

どの部分にしろ洗い終わった後にはしっかりと水分を落とすようにしましょう。せっかく黄ばみを落としてもサビの要因を作ってしまっては元も子もありません。

ティッシュやタオルでふき取る場合には、こすって落とすと細かい傷がついてしまうので眼鏡全体を包み込んだうえで押さえるようにして落としていくのがポイントです。おススメなのは専用の眼鏡ふきでの総仕上げです。ティッシュやタオルでは取れない細かい汚れを取り除き、レンズを傷つける事もなく静電気防止の効果もあります。

まとめ

  • 眼鏡が汚れる原因を知る
  • 汚れの落とし方を知る
  • 水を使って洗う
  • アルコール成分の入った洗剤などは要注意
  • 便利な超音波洗浄機もある
  • 洗ったとは専用の眼鏡ふきでの仕上げがオススメ

汚れたレンズと新品のレンズでは同じ度数でも見え方は変わってきます。日ごろからこうした落とし方を実践しても、どうしても落とせなくなったら眼鏡店でクリーニングしてもらうか、買い替えを検討するようにしましょう。

今回は「自宅で出来る眼鏡の黄ばみ対策」についてのお話しでした。