家政婦と家事代行の違いは個人契約?上手く使い分けて快適生活を!

2021年10月31日

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今回は「家政婦・家事代行」についてのお話しです。

家事の時短で注目を集めている、家政婦や家事代行とはどのようなサービスが行われているのでしょうか。また、料金は幾らくらいなのでしょうか。詳しく解説していきます。

家事代行と家政婦の違い

家政婦と家事代行は同じような仕事をするイメージがありますが、どこが違うのでしょうか。どちらも掃除や料理、買い物、洗濯などの家事を行うサービスを提供しており、サービス内容に大きな違いはありません。

近年は高齢化が進んでいることもあり、介護資格をもつヘルパーが、お年寄りの生活サポートを兼ねた家事を代行するサービスもあります。

しかし、プロの料理人が行う調理や清掃作業員が行うハウスクリーニングといった本格的なサービスとは異なり、一般家庭における日常の家事を行うのが特徴です。

敢えて家政婦と家事代行の違いを挙げるとすると、契約内容の違いといえるでしょう。

家事代行

家事代行は法人として運営している業者と契約します。家事代行では各企業がそれぞれ特色のあるサービスを提供していますが、マニュアルが用意されているので、どのスタッフが担当してもだいたい均一なサービスが受けられるが特徴です。

このため、毎回異なるスタッフが家事代行の訪問をするケースもあります。専任スタッフが担当するのか、毎回異なるスタッフが担当するのかを事前に確認しておきましょう。

また、もしトラブルが発生しても、企業がサービスを提供しているので保険に加入しているなど、賠償などに関する対応もスムーズに行えるケースが多いのも特徴です。

しかし、契約期間や契約内容などが細かく定められているので、決められたこと以外には対応していないなどのデメリットがあります。例えば、2時間プランなら掃除だけで、買い物など他のサービスはしないといった具合です。時間延長や追加のサービスを求める場合は、オプションとして追加料金が必要となるケースも多いのです。

業者別のサービス内容や料金などはネットで簡単に探すことができます。

家政婦

一方、家政婦はお手伝いさん、ハウスキーパーなどとも呼ばれています。家政婦の場合は個人との契約になるので、優れた技能をもつ家政婦さんと契約すると、良質なサービスが受けられます。逆に、技能不足の場合、家事の質が落ちることもあります。

また、個人契約なので、時間の延長や仕事内容の追加、曜日の変更など、細かな要望に臨機応変に対応してくれるケースが多いのもメリットです。

ただし、高価な器や家具の破損、事故など、何らかのトラブル起こった場合、当人同士で解決しなければいけません。個人対個人の対応になるので賠償責任を取りきれないケースもあります。

家政婦の場合も、サービス内容や料金、また家政婦紹介所などもネットで簡単に探すことができます。

家事代行と家政婦の使い分け

家政婦も家事代行も基本的に家事を代行します。どちらに頼むかの目安をみていきましょう。

家事代行

家事代行の場合は時間やメニューを決めて、家事の一部をお願いするのが一般的です。例えば、昼の2時~4時までの2時間で掃除代行を依頼した場合は、リビング、台所や洗面所などの水まわり、寝室の掃除をするといった具合です。

掃除だけお願いしたい、食事の用意だけお願いしたいなど、数時間ですむ家事であれば、家事代行がおすすめです。時間と家事内容が決められていますので、自分にぴったりのプランを選んで依頼します。

家事代行サービスでは、お試しプランとして初回のみ低料金に設定しているところも多いですから、まずはお試しプランを利用するのも良いでしょう。一般的に別途料金が発生しますが、不在時のサービスも行ってもらえますので必要があれば確認してみましょう。

万が一、このサービススタッフとは気が合わないな、仕事のやり方が不満などあれば、業者に問い合わせをすれば簡単に他のスタッフに変更してもらえるのもメリットとなるでしょう。

家政婦

家政婦の場合は、朝から晩まで一通りの家事を行うのが一般的です。自宅から通って来る場合もありますが、一日仕事なのでその家に住み込みで働くケースもあります。最近では、子どもやお年寄りがいる家庭で、留守の間の子守やお年寄りの見守りを依頼するケースも増えてきました。比較的家族に近い立場で働いてほしい場合は、家政婦がおすすめです。

長期間にわたって一人の家政婦さんに家事をお願いするわけですから、信頼関係が深まるのも家政婦に依頼するメリットといえます。また、家庭事情にも詳しくなってきますので融通も効きやすくなるかもしれません。

最近では、家政婦との契約内容によっては、家事代行と同様に午前中だけ、午後の1時~夕方8時までなど、時間を決めてサービスを依頼することも可能です。

万が一、このサービススタッフとは気が合わない、仕事のやり方が不満などがあっても、個人契約が基本なので次の人を探す手間があったり、家政婦を知人に紹介してもらった場合などは少し難しいところもでてくるかもしれません。

料金の相場

では、実際に家事代行や家政婦を頼むとどれくらいの料金がかかるのかみていきましょう。

家事代行

家事代行は時給制の場合が多く、業者に料金を支払います。

家事代行サービスの料金はサービスの内容や利用時間によって異なりますが、基本料金として1時間あたり2000円~3000円程度が相場です。ただ、これに加えてスタッフの交通費として1000円前後、延長料金が10分500円程度など、諸費用が発生します。

また、1時間のみのサービスというのは少なく、2時間~3時間プランが一般的です。したがって、1回の家事代行依頼で、4000円~8000円程度かかるとみておきましょう。

業者のホームページなどで事前に確認しておきましょう。

家政婦

家政婦の場合は日給制の場合も多く、個人に料金を支払います。

最近では時給で対応してくれる場合もある様です。家政婦の場合は、1時間2000円、2時間4000円、6時間9000円、7時間1万500円、8時間1万2000円程度が相場ですが、家政婦紹介所などから依頼する場合は、このほかに手数料がかかります。

住み込みや長時間の場合は、食事代や鍵預かり代など諸費用も別途かかることもありますので確認が必要です。

まとめ

  • 家事代行と家政婦の違いは主に契約
  • 仕事内容はどちらも家事全般
  • どこに頼むかを知る
  • 料金の相場を知る

家事代行も家政婦も、あくまでも普段やっている家事を代わりにしてもらえるサービスです。自分たちのライフスタイルや予算に合わせて、家事代行や家政婦を有効活用しながら、有意義な日常生活を送りたいものです。

今回は「家政婦・家事代行」についてのお話しでした。

 

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