子供や高齢者への上手な目薬の差し方や注意点をご紹介します!

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今回は「目薬」についてのお話しです。

皆様は目薬を差すのは得意でしょうか?人には防衛本能があるので、目の近くに何かが近づいてくると目を瞑ったり、目を背けたりしてしまうものです。まだ理性が発達していない小さい子供はなおさらでしょう。そんな子供や高齢者にも目薬がさせるようになるコツや注意点をご紹介します。

そもそも目薬とは?

目薬とは、「点眼薬」や「点眼液」の通称です。目に直接投与する液体状の薬で、医師から処方されるものと、医師の処方箋なしで購入可能な市販のものがあります。

目薬は、内科で処方される薬と同様に、症状に合わせて目薬を使用します。例えば、ドライアイや炎症、また、ものもらいや目のかゆみなどのそれぞれの目的に合ったものから、目をスッキリさせるために清涼感を求めて使用されることもあります。

刺激を抑えるために、ほとんどの目薬は涙に近いphや浸透圧に調整されています。そして、無菌性を保つために防腐剤が配合されているので、開栓後は1ヶ月を目安に使い切ることをオススメします。

また、度入りのコンタクトレンズだけでなく、度が入っていないカラーコンタクトレンズも普及していることから、コンタクトレンズによる目のトラブルも増えてきています。

例えば、ワンデーのコンタクトレンズを何度も使用したり、決められた規定を守らずに使用するとかゆみや乾燥が生じることがあります。そのため、目に潤いを与えるような目薬も注目されています。

赤ちゃんや子供に目薬を差す時のコツ

目に点眼薬が近づいてくると、幼稚園生や小学校低学年くらいの子供でも恐怖を感じます。月齢の低い乳幼児でも、頭を押さえられ、何かが近づいてくるというのは気持ちの良いものではありません。これらを理解し、差し方のコツを覚えてリラックスしながら行うようにしましょう。

赤ちゃんや子供を床に寝かせたら、自分の両膝で頭を左右から軽く挟みます。そして、利き手ではない方であごを押さえて頭を振るのを防ぎます。無理矢理強い力で押さえつけてしまうと泣いてしまい、涙で目薬が入らずに流れてしまうこともあるので、赤ちゃんならオモチャを掴ませたり声をかけながらさりげなく行います。

そして、利き手で目頭に1~2滴落とすだけで大丈夫です。目薬が落ちてくると、それに反応してまばたきをするので、そのまばたきによって目に薬が入っていきます。1滴でも目の全体に行き渡るので、泣かないように手早く行うのがコツです。

言葉がわかるようになれば、「おめめつぶって」と言って目を閉じさせ、先ほどと同様に目頭に1滴落とします。その後、指で目を開くと薬が目に入っていきます。

赤ちゃんや子供に目薬を差す時の注意点

高い位置から目薬を差すと恐怖心が高まって嫌がってしまうので、なるべく目に近い位置から点眼します。しかし、近づきすぎて容器の先端部分が直接目に触れてしまう危険もあるので注意するようにしましょう。

また、目薬を差す時の注意点として、目薬を差す人の手を石けんでよく洗いましょう。手を洗わないまま目薬を持ってしまうと、口を開けた時などに手に付着した菌が容器に目薬に付いてしまう可能性があります。

また、子供の目の周りも洗浄綿などで清潔にしてから点眼するようにします。目の周りが汚れていると、汚れや雑菌も目薬と一緒に目に入ってしまうので、キレイに取り除くようにしましょう。

起きている時に差せなかった時は寝ている時でも大丈夫です。目頭に点眼したら、目尻を引っ張るようにすると目に入っていきます。この時、目薬が流れ落ちないように注意しながら行いましょう。

高齢者の目薬の差し方のコツ

高齢者に目薬を差すことは、実は子供以上に困難なこともあります。上手な差し方のコツは、腰や背中が曲げにくい方もいるので無理に上に向かせず、椅子に座らせて上半身を起こし、可能な限り顔を上に向けてから点眼を行うことです。

家族の方に点眼してもらうのが難しく、自分自身で目薬を差す場合、老眼で目薬の容器がぼやけて距離感がつかめず、上手に差せないこともあります。また、首を大きくのけぞって顔を真上に向けることも難しく、失敗してしまう確率も高くなります。

高齢者のかたが目薬を上手に差すには、寝転んで点眼すると成功しやすくなります。寝転んだ姿勢なら自然に顔が天井を向き、利き手ではない手の人差し指と中指を使って目を開き、利き手で黒目の中央を狙って点眼します。毎回寝転ぶのは少々手間ではありますが、点眼成功のためのコツとなります。

高齢者に目薬を差す時の注意点

高齢者の方に多いのが、目薬の先端をまぶたや目頭、目尻にくっつけながら差す方法です。点眼の成功率は高くなりますが、この方法には問題があります。

それは、目薬の先端で眼球を傷つけてしまう可能性がある、という問題です。高齢者の方は角膜が傷ついても角膜の知覚が鈍くなっているため、放ってしまい重症化してしまうケースがあるのでこの方法はやめておきましょう。

さらに注意点として、まぶたに目薬の容器がくっついていると、陰圧で涙や目ヤニが目薬の容器に吸い込まれてしまいます。すると、目薬の中に含まれた防腐剤によって、涙や目ヤニの細菌も生き残ってしまいます。その結果、目薬の中身が汚れてしまい、細菌が入った目薬を差してしまうことになります。

一般的な注意点

最近は、仕事上パソコンやスマホが手放せない、また子育てや介護の合間にこまめに連絡を取り合っていると言う方も多くいると思います。眼精疲労対策として目薬を常備している人もいるのではないでしょうか。

大人も手や目の周りを清潔に

大人が点眼する時も子供や高齢者に点眼する時と同様に、目の周りや自分の手に付着した雑菌、ウイルスにも注意が必要です。

また、今ではメンズのコスメも珍しくなくなってきました。コスメを使っている男性もお化粧をしている女性同様に、目の周りを綺麗に洗い落としてから点眼する事をおススメします。コスメに付着した汚れを目の中に入れない様に注意してください。

1人1個

目薬の先は、常に清潔な状態で保ちたいものです。目薬の先に雑菌が付いたものを他人に貸してしまう何て事のない様に、目薬は共有せずに1人1個にしましょう。

期限をチェック

先ほども触れましたが、目薬には有効期限や使用期限が設けられていますので必ずチェックしておきましょう。目安としては開栓後は1ヶ月で使い切ることをオススメします。多くの目薬は1か月が期限となっているようです。もちろん、冷蔵庫などで冷やしても期限は伸びません。

順番を守る

病院で目薬を複数処方された場合は、使う順番やどれくらいの時間を空けて次の点眼をするのかなど、注意点をしっかりと把握しておきましょう。

1~2滴でOK

これも先ほど触れましたが、目薬の量は1~2滴で目全体にいきわたります。多く点眼すればよいと言うものではなく、かえってせっかくの成分が涙で流れ出てしまう何て事も起こりかねます。

溢れたら拭き取る

点眼後に目薬が溢れた場合は、綺麗なタオル等で拭き取りましょう。体質によっては、目の周りがかぶれてしまう原因になる事もあるかもしれません。点眼時には綺麗なタオルなどを事前に準備しておくと良いでしょう。

3分前後目を閉じる

点眼後は3分前後目を閉じるとより効果的と言われています。また、点眼後に目頭を軽く抑えるだけでも効果が変わるとも言われていますので、是非試してみて下さい。

就寝10分前まで

成分によっては、点眼は就寝10分前までに済ませた方が良い物もある様です。薬局などで購入したり処方される場合には確認しておきましょう。

まとめ

  • 目薬とは何かを知る
  • 子供に点眼するコツと注意点を知る
  • 高齢者に点眼する時のコツと注意点を知る
  • 一般的な注意点もチェックする

近年、どんどん身近になりつつある目薬。花粉症の時期だけ利用していると言う方もいると思います。老若男女問わず目薬の正しい使い方を知って有効活用したいものです。

今回は「目薬」についてのお話しでした。